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海外からの受け入れ

海外からの受け入れ(EPA制度)

EPA(Economic Partnership Agreement=経済連携協定)は、特定の国との間で人材の移動や投資など幅広い分野で経済関係を強化していく取り組みです。医療・介護の業界でも2008年よりEPAに基づき、海外から国家資格の取得を目指す看護師・介護福祉士の候補者受け入れが始まりました。

候補者は各施設で働きながら勉強に励み、在留期間中に国家試験に合格すれば将来に渡り日本での就労が可能となります。

宇野病院での受け入れと合格者実績

当法人においては、2008年度からEPAによる介護福祉士候補者や外国人留学生の受け入れを開始しました。その人数は2019年度までに、フィリピンをはじめ、ベトナム、インドネシアの3ヵ国に拡がって30人を超えており、今後も継続して受け入れを行う予定です。また、宇野病院では、2013年度よりフィリピン国籍を中心としたEPA看護師候補者、留学生を積極的に受け入れしており、働きながら国家試験を目指す仕組み作りにも力を入れています。2020年度までに鉃友会グループにおいて、宇野病院では看護師国家試験2名と准看護師試験1名、さくらの里では介護福祉士国家試験2名、さくら大樹では介護福祉士国家試験4名の合格者をそれぞれ出すことができました。また、EPAの制度で既に日本の看護師資格を取得しているフィリピン国籍の方を国際厚生事業団を通じて日本に呼び寄せ、当院の看護師として従事していただく取り組みも2019年度より積極的に行っています。

充実した教育支援体制と多面的サポート

EPA候補者や留学生が異国の地である日本で安心して働きながら勉学に励めるよう、教育支援体制や私生活の相談サポートまで病院をあげて全職員が取り組んでいます。日本語学校、専門学校への通学や講師招聘、インターネットを活用した専門講座の受講、専任担当者による教育指導、学習室の設置など全面的な教育支援体制を整えています。

また、部署毎の懇親会や病院全体での歓迎会、各種イベントにも参加することができ、職場を離れた場でも親交を深められるよう多くの機会を準備しています。

日本人と同じ大切なパートナーとして…

当院では、日本人、外国人に関係なく、全職員が働きやすい職場づくりを目指しています。文化や習慣こそ違うものの、日本人も外国人も同じ職場で一緒に働く大切なパートナーです。お互いが理解し、協力し合うことにより初めて良質な医療介護を提供できると考えます。

心優しく前向きな姿勢の外国人スタッフの存在は、当院にとっても限りなく明るい未来を映し出すものであると信じています。


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