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炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)

炎症性腸疾患のなかに、潰瘍性大腸炎とクローン病があります。いずれも原因は完全に解明されておらず、厚生労働省より指定難病とされています。症状がある活動期と症状のない寛解期(かんかいき)を繰り返します。現状、完治することは難しく投薬によって炎症を抑える対処療法となりますが、薬の効果が見込める場合は、寛解期にも治療を続けることで症状のない状態を長く保ち、発症前に近い生活することは可能です。

潰瘍性大腸炎とは

大腸粘膜が浅い炎症を起こし、潰瘍(粘膜の一部が欠損した状態)やびらん(潰瘍より欠損が浅い状態)を形成します。症状は、粘血便(ねんけつべん)、下痢、腹痛などを伴います。いったん良くなったように見えても、数カ月から数年後に悪化することがあります。

クローン病とは

口から肛門までの消化管全体で炎症を起こし、炎症は潰瘍性大腸炎より深部におよびます。小腸、大腸を中心に炎症を起こし、潰瘍やびらんを生じる慢性の疾患です。症状は、腹痛、下痢、下血、体重減少、発熱などを伴います。

消化器

治療方法

軽症から中等症の方は、飲み薬のメサラジン(アサコール、ペンタサ、リアルダ)により炎症を抑えて寛解を目指します。
重症や難治例の症状の方は、炎症に関与している生体内物質(TNF-α)の働きを抑える点滴(レミケード、ステラーラ)や皮下注射(ヒュミラ、シンポニー)を定期的に投与して、炎症を抑えて寛解を目指します。また、点滴や注射以外にも、飲み薬であるJAK阻害剤(ゼルヤンツ)による治療も行っております。潰瘍やびらんは、炎症性サイトカインが細胞を刺激することにより発症します。JAK阻害剤はその刺激を伝達するJAK(ヤヌスキナーゼ)という酵素を阻害して症状を抑えて寛解を目指します。
いずれの治療も副作用に注意して、症状にあわせて使い分けます。

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